お彼岸に先立ち、9月7日(火) 13時から、昨年に引き続き縮小した形で、秋季永代経法要をお勤めしました。
永代経は、先に往生された先人たちのご遺徳に感謝し、大いなる如来の本願を仰いで、教えに生かされている身をみつめさせていただく尊い法要です。今回のご法話は、茨城東組 常教寺住職 藤本真教師にありがたいお取り次ぎをいただきました。
コロナ感染予防のため、法要回数を1回にして集まる機会を減らし、座席間隔をあけ、本堂の扉を開いてのお勤めとしました。縮小した形ではありますが、人々が不安や孤独になっている今だからこそ、途切れさせることなく仏さまのお法(みの)りを届けていく必要性を感じています。
さまざまに感染予防の対策をしての実施で、参拝の皆様にはご協力いただきました。お供えのお餅つきやお斎(昼食ふるまい)、青壮年会(懇親会)は昨年から見合わせていますが、今回は法要後の役員反省会も取りやめました。
集まりにくい時期でしたが、法要参拝してくださった方、ご懇志を届けお焼香参拝してくださった方、ご懇志を送付くださった遠方の方、門信徒皆さまのおかげさまをもちまして、このような中でも無事法要をお勤めすることができました。深く感謝申し上げます。
それぞれの時代に、困難ななかでも代々お寺を大切に思って 護(まも)ってくださった人々がいるからこそ、今私たちに引き継がれているお寺であり、お法(みの)りです。私たちもまた、家族親族に、次世代に、また周りのみんなに、お念仏と阿弥陀様の願いを伝え続けていきたいと心を新たに致しました。